とりあえず問題集を買うのは少し待って
英検を受けようと思ったとき、多くの人が最初にするのは問題集や単語帳を買うことです。
もちろん教材は必要です。
でも、生徒を指導していて感じるのは、いきなり教材を買って勉強を始めても遠回りになってしまうケースが意外と多いということです。
まず大切なのは、「今の自分の英語力を知ること」。
ここを飛ばしてしまうと、自分に合わない勉強を続けてしまうことがあります。

まずはレベル確認をしてみよう
おすすめなのは、英検公式の過去問を一度解いてみることです。
特に、
・挑戦したい級
・その一つ下の級
この2つを解いてみると、自分の現在地が見えやすくなります。
思ったより解けるのか。
それとも基礎から復習した方がいいのか。
実際に問題を解いてみることで、次に何を勉強するべきかが明確になります。
点数が伸びない原因は人によって違う
生徒を見ていると、
・長文の読み方がわからない
・リスニングが苦手
・ライティングが書けない
・スピーキングで言葉が出ない
など、つまずくポイントは本当に人それぞれです。
だからこそ、「みんなが使っている教材」をそのまま真似するのではなく、自分の弱点を知ることが大切です。
苦手な部分がわかれば、勉強の方向性も見えてきます。
単語は終わりのない勉強
英語学習で特に大切なのが語彙力です。
発音や文法はルールを理解して身につけていくことができます。
しかし単語は違います。
英検でもTOEICでも、上のレベルに行けば行くほど知らない単語は必ず出てきます。
これは当たり前のことです。
日本語でも辞書を開けば知らない言葉がたくさんありますよね。
だから「知らない単語がある=英語ができない」ではありません。
今のレベルに必要な単語を少しずつ増やしていくことが大切です。
語彙が増えるほど、読める英文や聞き取れる英語も増えていきます。
文法は読解の土台になる
私は文法は会話のためだけではなく、読解のために必要だと考えています。
長文が読めない原因の一つは、文法が曖昧なことです。
中学英文法や高校英文法が理解できていないと、文章の構造が見えなくなります。
もちろん完璧である必要はありません。
ただ、基礎文法があるだけで長文の理解度は大きく変わります。
英検勉強の第一歩は現在地を知ること
英検の勉強を始めるときは、まず過去問で現在地を確認してみてください。
その上で、
・苦手な技能は何か
・足りない単語は何か
・抜けている文法は何か
を確認していくことが大切です。
焦って過去問ばかり解くよりも、まずは土台を整えること。
それが結果的には合格への近道になると私は考えています。
私自身も英語を教える立場として、そして英検1級を目指して学び続ける立場として、基礎の大切さを改めて感じています。


