● 留学中、英語が聞き取れなかったとき

留学したのに全然聞き取れなかった

留学前の私は、

「現地に行けば自然と英語が聞き取れるようになる」

とどこかで思っていました。

でも実際にニュージーランドへ到着すると、最初のホストファミリーとの自己紹介から苦戦しました。

何を説明してくれているのか分からない。

聞いたことのある単語はあるのに、文章になると全然理解できない。

語学学校でも同じでした。

先生が授業で説明している内容が半分も理解できず、とにかく周りの様子を見ながらついていくのに必死でした。


「私だけ聞こえていないのかも」と焦った

当時一番つらかったのは、

周りの留学生たちが普通に会話しているように見えたことです。

「なんでみんな聞き取れているの?」

「私だけ全然ダメなんじゃない?」

そんなことを何度も考えました。

リスニング力は目に見えないので、

単語帳のように「これだけ覚えた」という実感もありません。

頑張っているのに成長している気がせず、悲しくなることもありました。


少しずつ聞こえる単語が増えていった

それでも毎日英語を聞き続けていると、少しずつ変化が出てきました。

レジで注文するときに相手の質問が分かる。

ホストファミリーとの会話で要点がつかめる。

全部は分からなくても、単語やフレーズが以前より聞こえる。

そんな小さな変化が少しずつ増えていきました。

最初は気づかないくらいの変化でしたが、振り返ると確実に前に進んでいました。


聞き取れないのは才能がないからではない

今振り返ると、リスニングは筋トレやダイエットに似ていると思います。

始めたばかりの頃は変化が見えません。

でも続けていると、数か月後に自分で変化に気づきます。

そしてさらに続けると、周りからも

「英語上手くなったね」

と言われるようになります。

だからもし今、

「全然聞き取れない」

「向いていないのかもしれない」

と思っている人がいたら、それはごく普通のスタート地点です。

聞き取れないのは才能がないからではありません。

聞き取る力も、少しずつ積み上げていくものだと思っています。