留学したのに全然聞き取れなかった
留学前の私は、
「現地に行けば自然と英語が聞き取れるようになる」
とどこかで思っていました。
でも実際にニュージーランドへ到着すると、最初のホストファミリーとの自己紹介から苦戦しました。
何を説明してくれているのか分からない。
聞いたことのある単語はあるのに、文章になると全然理解できない。
語学学校でも同じでした。
先生が授業で説明している内容が半分も理解できず、とにかく周りの様子を見ながらついていくのに必死でした。

「私だけ聞こえていないのかも」と焦った
当時一番つらかったのは、
周りの留学生たちが普通に会話しているように見えたことです。
「なんでみんな聞き取れているの?」
「私だけ全然ダメなんじゃない?」
そんなことを何度も考えました。
リスニング力は目に見えないので、
単語帳のように「これだけ覚えた」という実感もありません。
頑張っているのに成長している気がせず、悲しくなることもありました。
少しずつ聞こえる単語が増えていった
それでも毎日英語を聞き続けていると、少しずつ変化が出てきました。
レジで注文するときに相手の質問が分かる。
ホストファミリーとの会話で要点がつかめる。
全部は分からなくても、単語やフレーズが以前より聞こえる。
そんな小さな変化が少しずつ増えていきました。
最初は気づかないくらいの変化でしたが、振り返ると確実に前に進んでいました。
聞き取れないのは才能がないからではない
今振り返ると、リスニングは筋トレやダイエットに似ていると思います。
始めたばかりの頃は変化が見えません。
でも続けていると、数か月後に自分で変化に気づきます。
そしてさらに続けると、周りからも
「英語上手くなったね」
と言われるようになります。
だからもし今、
「全然聞き取れない」
「向いていないのかもしれない」
と思っている人がいたら、それはごく普通のスタート地点です。
聞き取れないのは才能がないからではありません。
聞き取る力も、少しずつ積み上げていくものだと思っています。


