● 英検の長文が苦手な生徒に最初に伝えること

長文が苦手な生徒によくあること

英検3級の長文が苦手な生徒を見ていると、共通していることがあります。

それは、

「知らない単語が出た瞬間に止まってしまう」

ということです。

その単語の意味を考え続けたり、前に戻ったりしているうちに時間が足りなくなります。

最後まで読んだとしても、

「結局何の話だったっけ?」

となってしまうことも少なくありません。

実際、私が担当している生徒でもよく見られるパターンです。


私が最初に伝えること

そんな生徒に最初に伝えるのは、

「分からない単語があっても大丈夫」

ということです。

もちろん単語力は大切です。

でも長文問題では、全ての単語を知っていることよりも、

文章全体の流れをつかむこと

の方が大切です。

私は授業で、

「段落ごとにどんな内容だったかを日本語でもいいから頭の中でまとめてみよう」

と伝えています。

一文一文を訳すのではなく、

その段落が何について書かれていたのかを考える練習です。


実は私も同じだった

私自身、ニュージーランド留学を終えたあとカナダの高校へ進学しました。

日常会話には困らないレベルにはなっていましたが、

学校では数学や生物、カナダの歴史などを英語で学びます。

当然、知らない単語が毎日のように出てきました。

最初は日本にいた頃と同じように、

知らない単語を全部調べたり、

文章を全部日本語に訳そうとしたりしていました。

でも、それでは全く追いつきませんでした。


英語ができる人でも知らない単語は出てくる

そこで私が変えたのは、

まず前後の文章から意味を予想することでした。

完全に分からなくても、

「たぶんこういう意味かな」

と考えながら読み進めます。

そして後から調べて、

何度も復習するようにしました。

英語ができるようになれば、

知らない単語がなくなるわけではありません。

むしろレベルが上がるほど新しい単語は出てきます。

だからこそ、

知らない単語があっても読み進める力が必要なのです。


長文は全部理解するものではない

英検3級の長文で大切なのは、

文章を100%理解することではありません。

問題を先に読み、

必要な情報を探しながら読むことです。

そして、

分からない単語が出ても止まらないこと。

長文は全部理解するものではなく、

必要な情報を探すものです。

まずは段落ごとに内容をイメージしながら読む練習から始めてみてください。