英語が伸びる人は特別な勉強法を知っているわけではない
塾講師として生徒を見ていて感じることがあります。
英語が伸びる子は、特別な勉強法を知っているわけではありません。
もちろん勉強方法も大切ですが、それ以上に共通しているのは日々の取り組み方です。
宿題をきちんとやる。
分からない問題をそのままにせず質問する。
テストや課題で間違えた問題を見返して、「次はどうすればできるようになるかな」と考える。
一見すると当たり前のことばかりですが、こうした小さな積み重ねを続けられる生徒は少しずつ確実に力をつけていきます。
英語は一日で大きく変わる教科ではありません。
だからこそ、毎日の積み重ねが結果として表れやすい教科だと感じています。
完璧を目指しすぎると続けることが苦しくなる
一方で、伸び悩む生徒にも共通点があります。
それは真面目で頑張り屋な子ほど陥りやすい考え方です。
「文法を完璧に覚えてから次に進みたい」
「単語は一回で覚えなければいけない」
「間違えたから自分には向いていないのかもしれない」
そんなふうに考えてしまうことがあります。
でも実際には、英語学習は忘れることの連続です。
単語も一度で覚えられるものではありませんし、文法も何度も問題を解きながら少しずつ理解が深まっていきます。
間違えることは失敗ではなく、学習の途中で必ず通る道です。
しかし完璧を求めすぎると、できなかった自分ばかりに目が向いてしまいます。
その結果、英語に触れること自体が苦しくなり、勉強が続かなくなってしまうこともあります。
私自身も「分からない」の連続だった
私自身も留学中、最初から英語が聞き取れたわけではありません。
ホストファミリーとの会話も分からないことばかりでしたし、学校の授業も全て理解できていたわけではありませんでした。
周りには英語をスラスラ話している人もいて、自分だけ取り残されているように感じることもありました。
それでも私が意識していたのは、英語から離れないことです。
英語で作文を書いてみる。
分からなくても英語を聞き続ける。
誰かと話す機会があれば挑戦してみる。
完璧に理解できなくても、とにかく英語に触れる時間を作るようにしていました。
今振り返ると、その積み重ねが少しずつ英語力を伸ばしてくれたのだと思います。
「5分だけ」で本当に意味があるの?
ここで、
「5分だけ英語に触れて意味があるの?」
と思う人もいるかもしれません。
確かに、5分勉強しただけで急に英語が話せるようになるわけではありません。
単語を数個見ただけで英検に合格できるわけでもありません。
だからこそ私は、「5分やれば十分」という話をしたいわけではありません。
私が伝えたいのは、完璧な目標を高く高く掲げることよりも、一日一日のハードルを下げて英語に触れ続けることの方が大切だということです。
今日は疲れているから単語を10個だけ見る。
移動中に英語の音声を聞く。
英語の日記を1文だけ書く。
そんな小さな行動でも構いません。
大切なのは、英語に触れる環境から自分を切り離さないことです。

英語力は才能よりも習慣で決まる
英語ができる人を見ると、「才能があるからだ」と思うことがあるかもしれません。
でも、私がこれまで出会ってきた人たちを見ていると、英語力を伸ばしている人ほど特別な才能よりも習慣を持っています。
毎日少しでも英語を見る。
聞く。
読む。
話す。
そして分からなくても続ける。
その積み重ねが半年後、一年後には大きな差になります。
英語を使えるようになる秘訣は、特別な勉強法ではなく、英語と関わり続けることなのだと思います。
まとめ
英語が伸びる人に共通する習慣は、とてもシンプルです。
分からなくても続けること。
間違えても諦めないこと。
そして毎日少しでも英語に触れることです。
完璧を目指して動けなくなるより、今日は5分だけでも英語に触れてみる。
その小さな積み重ねが、将来英語を使える自分につながっていくはずです。


