英検の勉強を始めると、
「まずはライティングを練習しよう」
「面接対策もしないと」
と考える人も多いと思います。
もちろんライティングや面接は大切です。
ですが、実際に塾講師として生徒を見ていて感じるのは、その前に伸ばしたい力があるということです。
それは、
・単語力
・リーディング力
・リスニング力
の3つです。
そして、その土台になるのが単語力だと感じています。
単語が不足すると英語全体が苦しくなる
英検準2級や2級を目指している生徒を見ていると、
「長文が全然読めません」
「リスニングが聞き取れません」
「ライティングで何を書けばいいか分かりません」
という悩みをよく聞きます。
もちろん原因は一つではありません。
ですが、よく見ていくと単語不足が大きな原因になっていることが少なくありません。
長文を読んでいても知らない単語が多いと内容がつかめません。
リスニングでも、音として聞こえていても単語を知らなければ意味が分かりません。
ライティングでも、自分が使える単語が少ないと書きたいことを英語にできません。
つまり単語力は、リーディング・リスニング・ライティングのすべてにつながっていると感じています。
私自身も単語の大切さを実感してきました
私は昔から英語が好きでした。
ECCにも通っていましたし、学校の英語のテストでは比較的良い点数を取っていました。
でも、実際に英語を使う場面になると全く別でした。
留学したばかりの頃は、ホストファミリーが何を話しているのか分からないことも多かったです。
先生の説明も聞き取れず、「英語を勉強してきたはずなのに全然分からない」と感じることもありました。
そんな中で少しずつ変化を感じたのが、知っている単語やフレーズが増えてきたときです。
洋楽を聴いていても、
「あ、今の単語知ってる」
と思う瞬間が増えました。
映画や海外ドラマを見ていても、以前はただの音に聞こえていた英語が少しずつ意味のある言葉として聞こえるようになりました。
もちろん単語だけで英語ができるようになるわけではありません。
ですが、単語が増えることで英語を理解できる場面が確実に増えていったのを覚えています。
ライティングが苦手な生徒に共通すること
英検3級、準2級や2級など、ライティングがあります。
ここで苦戦する生徒も多いです。
なぜならライティングは、知っているだけではなく、自分で単語を思い出して使う力が必要だからです。
読むと意味は分かる。
聞くと理解できる。
でも実際に書こうとすると単語が出てこない。
これは多くの生徒が経験することです。
だからこそ私は、ライティング対策を始める前に単語の土台作りを大切にしてほしいと思っています。
私がおすすめする単語学習法

私がおすすめしているのは、とてもシンプルです。
まずは単語帳を1冊決めること。
そして音声を聞きながら学習すること。
さらに正しい発音で音読することです。
単語を目で見るだけではなく、
「見る」
「聞く」
「声に出す」
を組み合わせることで記憶に残りやすくなります。
実際、生徒を見ていても音声を活用している生徒の方がリスニングにも良い影響が出ることが多いように感じます。
英検は順番が大切
英検の勉強を始めると、どうしてもライティングや面接など目に見える対策に意識が向きがちです。
ですが、焦ってそこから始めなくても大丈夫です。
まずは単語力をつけること。
そしてリーディングとリスニングの基礎を固めること。
その土台ができると、ライティングや面接の対策もしやすくなります。
遠回りに見えるかもしれませんが、結果的にはその方が近道になることも多いです。
もし今、英検の勉強を始めようとしているなら、まずは単語帳を開くところから始めてみてください。


