● 英語が苦手だった私が今はやらない勉強法

はじめに

私は今、英語を教える仕事をしていますが、もともと英語学習が順調だったわけではありません。

小学生の頃からECCに通い、中学では英語の成績も比較的良い方でした。それでも今振り返ると、「もっと早く気づいていればよかったな」と思う勉強法があります。

もちろん、その時の努力が無駄だったとは思っていません。ECCに通っていたおかげで基礎的な単語力も身につきましたし、中学のテストでも英語は得意科目でした。

ただ、遠回りだったなと思うことはあります。

今日は、英語が苦手だった私が今なら絶対にやらない勉強法についてお話ししたいと思います。

① 単語を一回で覚えようとする

ECCでは毎週単語の宿題が出ていました。

私は単語帳を眺めたり、何度も書いたりしながら覚えようとしていました。

でも数回見ても覚えられないと、

「私は暗記が苦手なんだな」

と少し投げやりになったり、途中で諦めてしまったりすることもありました。

今なら分かります。

単語は一回で覚えるものではありません。

英語を勉強していると、「またこの単語だ」「この表現前にも見たな」ということが何度もあります。

むしろそうやって何回も出会うことで少しずつ定着していくものです。

覚えられないことが問題なのではなく、覚える前に諦めてしまうことの方がもったいなかったなと思います。

② テスト前だけ頑張る

中学の頃の私は、定期テストや単語テストの前になると集中して勉強していました。

何度も単語を書いて覚えたり、テスト範囲を暗記したりしていました。

そのおかげで点数は取れていました。

でもテストが終わると、その知識がずっと残っていたかと言われるとそうではありません。

当時の私は、

「テストで点を取るための勉強」

をしていました。

もちろんテスト勉強も大切です。

でも留学して初めて気づいたのは、英語はテストの日だけ使うものではないということでした。

英語を使う環境では、昨日覚えたことも、先週覚えたことも、毎日使います。

だからこそ、短期間で詰め込むよりも、少しずつでも継続して触れ続けることの方が大切だったのだと思います。

③ 間違えないように勉強する

学生の頃は、英語は正解か不正解かで評価されるものだと思っていました。

テストでは間違えたら点数が下がります。

だから間違えないことが大事だと思っていました。

でも留学してからは考え方が変わりました。

英語はコミュニケーションの道具です。

多少文法が間違っていても、自信を持って話す人はたくさんいました。

逆に、間違えたくない気持ちが強すぎて話せなくなってしまう人もいました。

私自身も、完璧な英語を話そうとしてしまうことがありました。

でも実際は、間違えながら使った英語の方が記憶に残ることが多かったです。

④ 完璧な計画を立てる

これは今でも反省することがあります。

私は昔から勉強計画を立てるのが好きでした。

「今月中にここまで終わらせる」

「毎日これだけやる」

そんな風に細かく計画を立てていました。

ただ、予定通りに進まないこともあります。

体調を崩したり、学校や仕事が忙しくなったり、予想外の予定が入ったり。

すると私は、

「計画通りにできなかった」

「もうダメだ」

「やる気がなくなる」

という流れを何度も繰り返していました。

今思うと必要だったのは、完璧な計画ではなく、続けられる計画でした。

今日は30分しかできない日もある。

忙しくて単語を少し見るだけの日もある。

そんな日があっても続けられる仕組みの方が大事だったのだと思います。

留学で気づいたこと

留学は私にとって大きな転機でした。

英語を使わざるを得ない環境に身を置いたことで、英語に触れる時間が一気に増えました。

もちろん環境の力も大きかったと思います。

でも日本に帰ってきた今でも感じるのは、英語力を伸ばす一番の近道は「継続すること」だということです。

特別な勉強法を探し続けるよりも、毎日少しでも英語に触れる。

完璧な計画を立てるよりも、続けられる仕組みを作る。

私自身、たくさん遠回りをしてきたからこそ、今そう感じています。

英語学習は完璧を目指すより、続けられる仕組みを作る方が大切でした。